表題の通りです。実のところ、もう一年も前のことになります。
優秀なエンジニアの多くが自動車免許を所持していないことは有名な事実です[要出典]。私も彼らに憧れ、免許を持たずに生活していましたが、歳を取るにつれ「自分はスーパーハッカーにはなれない」と次第に実感してきたこと、新たな自分に変身したい、という思いと、あまりに暇でヤケになった気持ちから思い立って自動車学校に入学したのが一昨年の年末です。会社に通いながらの教習でしたが、週末と早退・遅刻を活用することで、半年かけて免許を獲得しました。当時のチームメイトに感謝。
すべてを終え、保有者サイドに堕ちてしまった私からそうでないあなた方に伝えられることは……「初心者マークの車に近づくな」。いち歩行者しかなかった頃は車であればどれも同じやろと考えていましたが、運転する側になると全然違う。初心者マークの車は生まれたての子馬のような存在です。それでいて研ぎ澄まされたナイフのようでもあります。近づかず、優しく遠巻きに見守ってあげてください。それがお互いのためです。
あと教習日記をつけていたのをブログで公開します。まだひと記事しかありませんが、随時更新していきますのでご購読くださいね。(実際の日付を使ってるので古い記事になります)
http://karimen.hatenablog.com/
最後に、自動車を運転するとはどういうことか、と尋ねられましたら、私はこう答えようと思います。「それは魚になって泳ぐ夢のようだ」。この意味が分かるようになる日があなたにもきっと来るはずです。
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