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7sProキーボードを組み立てた

meishi2キーボードを作ったのち2年ほどかけてErgoDashを完成させたのだけど、使ってみるとめちゃくちゃ使いづらく、Column Staggeredなレイアウトは自分に合わないということがわかった。検分してみるとQを薬指で打っていたりと、指使いの癖があるらしい。わざわざ矯正しようという気は起きないので、やっぱり使い慣れたHappy Hacking Keyboardに近い配列で、あらためて分割キーボードを作ってみることにした。分割キーボードは肩こり予防への祈りである。

HHKBに配列を寄せている自作キーボードのキットは世の中にいくつかあるようだけど、ここでは7sProを組み立てることにした。なぜならビルドガイドがはてなブログに書かれており、信頼できると感じたからだ。ページが長くて初心者としては圧倒されるが、実際にやるべきことは思ったより少なくて非常に組み立てやすかった。キースイッチも差すだけではんだ付け不要なので、ErgoDashを作ったときにはじめてのはんだ付けを延々することになって閉口したのと比べると天と地の差。最初にこれを作っていればだいぶ楽だったろうなと思う。

キースイッチはYushakobo Fairy Silent Linear Switch、キーキャップはYMDKというところのをAmazonで買った。組み立て直後、ErgoDashのときに一緒についてきたキーキャップをはめてたのだけどこれがXDAプロファイル? という平坦なもので全然体に合わない。あまりに打ちにくいので逆に肩が凝ってしまった。プロファイルって最初意味がわかってなかったけど、大事なんだなーと知る。HHKBを横から見てみたらたしかに傾斜がついていて、ははー、よくできてるなと感心した(自作してみると、既存のものがいかに巧みにつくられているかがよくわかる。キーボードに限らずなんでも)。スイッチはかなり軽くて打ちにくいな~と思っていたのだけど、キーキャップを変えたら快適になった。そういう理解はしていなかったので勉強になった。

あと公式に、スペースキーに相当する部分はキーキャップを逆向きにつけることが推奨されていて、それを読んだときはどんな逆張りだと思ったけど実際つけてみるとたしかにこれが馴染む。親指で叩くキーがたくさんあるので、親指が意外と迷子になりやすくて、キーの向きが違うことでそれを判別できるようになることでかなり快適になった。

総合的に非常に満足しています。メインのキーボードになった。

MacBook本体のキーボードを使う場面もそれなりにあるのでキーマップはあまり大きくいじりたくはなく、Karabinarで設定しているものをキーボード側に再現するくらいにしておいた。

GitHub - motemen/qmk_firmware: Open-source keyboard firmware for Atmel AVR and Arm USB families

  • 左Cmd単体を英数に
    • 日本語入力を脱出するのに左Cmdを叩くことにしてるので、これを実現する。
    • 英数キーを送るにはJISキーボード化しなくてはならないと思いこんでいて最初試行錯誤した(` を含むキーバインドを送りにくい)のだけど、英数はLNG2で取り扱われるというのを知って、とくにJIS化をせずに事なきを得た。
  • 右Shiftを ^&
    • このへんのキーはそれなりに出番があるわりに押しにくい場所にあるので、けっこう昔からこういう割り当てにしている。
    • この設定はファームウェアのKey Overrideという機能で実現できる。(たぶん)ウェブのQMK Configuratorでは行えないのでコードを書く必要がある。このへん
  • 右親指を F12
    • 最近VSCodeで定義ジャンプを多用するので割り当てちゃった……。
    • 右手で B を打ちがちなので B にするか迷った。
    • 左手のスペースキーが2つあるが、こちらはどちらもスペースのまま。ここは自分の場合は物理的にもひとつのキーになっているほうが好ましかった。
  • 右Optをなんか適当なミュートキーに
    • これはお試し。どうせ使ってないのでなんかのボタンにしてみるかと思って、マイクをミュートするホットキーにしている。これは使わないかもな。

あとは写真集(3枚)です。

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