☝ この部分です。新しいリポジトリを作ったとき、ここの空欄が主張してきてちょっと気になりますよね。かといってブラウザでいちいち入力するのもだるい。エディタで書きたい。
ところで .git/description
ってファイルを見たことありますか? ものの本には
the
description
file is only used by the GitWeb program, so don’t worry about those. Git - Plumbing and Porcelain
とあります。中身はこんなの。
% cat .git/description Unnamed repository; edit this file 'description' to name the repository.
ずっとこの内容のまま更新されることもないだろうファイルです。なのでこいつを GitHub のリポジトリ情報のためのファイルとして使ってやろうって話です。
motemen/git-hub-sync-repo-info · GitHub
この簡単なスクリプトで、GitHub のリポジトリ情報(description および website)とローカルのファイル(.git/description および .git/homepage)とを同期させることができます。API では homepage というキーになってるので URL が格納されるのは .git/homepage です。これらのファイルはもちろんバージョン管理されないファイルです。ファイルの内容が空かデフォルトのままの場合はリモートの情報がファイルに格納され、それ以外の場合はファイルの内容が GitHub の側に反映されます。
% echo "Synchronize .git/description and .git/homepage files with GitHub repository's info" > .git/description % git hub-sync-repo-info # description: # local = Synchronize .git/description and .git/homepage files with GitHub repository's info # remote = # homepage: # local = # remote = http://www.example.com/ Updated .git/homepage: [http://www.example.com/] Updated remote description: [Synchronize .git/description and .git/homepage files with GitHub repository's info]
GitHub の API トークンを設定しない場合は GitHub の更新ができません。個人用のトークンを作成して、git config --global hub-sync-repo-info.token TOKEN
で設定してください。
簡単ですね。どうぞご利用ください。