詩と創作・思索のひろば

ドキドキギュンギュンダイアリーです!!!

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Chromebookを買った

iPad が使えなくなってしまったので電子書籍を読むときにちょっと困っていて、8インチくらいの安い Android タブレットでもないかなーと社内で相談したところ、「Chromebook はどうか」と薦められた。えー10インチだし予算オーバーだし……と思っていたけど、魂が否応なく惹かれてしまう衝動があって Lenovo Chromebook Duet を買ってしまったのだった。運命だったのかもしれない。

結論から言うと大変満足している。ふだん Android 使ってる人にはオススメしたい!

ハードウェア

まず充電が USB-C で行えるのはすばらしいですね。

キーボードがついてるので普通のパソコンにもなるし、外せばタブレットにもなる。まあキーボード使うのはキーボードを使うってことを目的にした遊びだけで、基本的にタブレットとして使ってるけど。トラックパッドが付いてるけど、MacBook と比べるとこれの滑りがわるくて最初面食らった。

試しにこのエントリも Chromebook で書いてみていたけど、まあ書けないことはない。ふだんは AZIK を使ってるんだけど、Chrome OS の IME ではそのようにカスタマイズできないので、ちょっとつらい。Play ストアからアプリを入れられるので Gboard を試してみたけど、なんか安定しない感じがある。

あと指紋アンロックみたいな高度なことはできなくて、当初はオイ~と思ったけど後述するスマートアンロックで割と用を足せるのでそんなに不満はないかな~。

基本的にWebアプリを使う世界観

というか、Google Chrome を使う。2020年ともなると人間の活動の多くはウェブで済んでしまうので、ほぼ困らないのであった。

スマートフォン向けではなく、PC で使ってるいつもの Chrome がタブレット上で使えるのはちょっと不思議な感覚がある。拡張も普通に使えるので、タブレットでブラウジングしてるときに AutoPagerize が効いて大変快適。

ただ、PC とプロファイルを共有していると、インストールしている拡張やアドレスバーに置くボタンの設定まで同じになってしまうのでちょっと困る。タブレットでは使わない拡張(開発用ツールとか)もあるし、狭い画面であまり拡張ボタン増やしたくないんだよな……。デバイスごとに使い分けられるといいんだけど、致命的ではないのであきらめてボタンの数を減らして使ってる。

ウェブアプリは Chrome のメニューからショートカットをホーム画面に作るか、対応している場合はアプリとしてインストールできる。

タブレットモードで Scrapbox を使うときは、長押しが Chrome の右クリックメニューを呼び出してしまうのでやや使いづらい。さいわい、貼り付けなどは Chrome のメニューから行えるのでそれでまかなっている。こまかい範囲選択とかは難しそう。ただしアプリとしてインストールするとメニューが呼び出せないので、タブとして開くのがオススメ。

Androidアプリも使える

Google Play ストアから Android アプリをインストールできる。もともと Kindle と Google Play ブックが使いたかったのでこれは必須条件だ! 多くのことがウェブで可能だとはいえ、アプリで行いたいことも多い。たとえば YouTube はアプリで観たほうがスムーズな気がするな。けどそれくらい。音楽や絵をやる人はまた違うのだと思うが。

Chrome からインテントで URL を共有する、というようなことができないので、インテント目的で利用していたアプリは拡張に置き換わる感じ。

そしてブラウザではできない体験と言えば、カスタムキャストである。でかいデバイスを買ったらぜひインストールしたいところだ。 Android であれば .maid ファイルを Android/data/jp.customcast.cc2/files/Maid に Android File Transfer で送り込めばスマホで作成したキャラクターをインポートできたのだけど、Chromebook の場合はこれが使えないので、ひと手間必要だった。

……と思いきや、ファイラーの設定メニューから Android 領域を表示して(ファイルを開く、保存する、削除する - Chromebook ヘルプ)ファイルをコピペすればよさそう。かんたんじゃん。

一応メモっておくと自分は 開発環境 | Android デベロッパー | Android Developers にしたがって ADB デバッグを有効を使えるようにして、Linux コンソールから adb push でファイルを置いた。

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やったね!(わざとらしいスクショ)

ただしパフォーマンスはよくない。でかい画面で見られるだけで僥倖ですが。あと、カメラがアクティブになってるランプが常時つきっぱなしになって、怖い。

Linuxでも遊べる

上に書いたように Linux コンソールが使える! のでとりあえず Homebrew を入れてみようとしたのだけど、Ruby のビルドから始めないといけなかった。Linuxbrew on IdeaPad Duet - pn11 に書いてあるような感じ。

ghq くらい入れておくかと思ったけど、アーキテクチャが arm64 な関係で Go も含めていろいろ自前でビルドしてやる必要があって、Homebrew をつかううまみはなかった……。

Androidとの連携が便利

指紋アンロックなどはない、と上に書いたが、Smart Lock というやつで、Android スマホをアンロックすれば Chrombook にログインできる、という連携が可能。スマホは指紋アンロックできるわけなので、これで割とまかなえる。ときどき連携がうまく働かないときもあるけど。 ただスマホの画面がずっとオンになってると常時アンロック可能になってしまうのでそこは気をつける必要がある。仕事には使ってません。

あと、スマホを連携しておくとインスタントテザリングというのも使えて、Chromebook の側からスマホのテザリングを有効にして接続していくことができる。電車で使うときに便利。

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